◆ワンマンライブのオープニングを飾るイリュージョンショー

今回の出演は、VTuberのワンマンライブのオープニングアクトです。単独のゲスト出演ではなく、ライブ全体の一部として、本編へ観客を導く役割を担いました。

ステージには、YOURIとイリュージョニストの2名が出演。アシスタント・スタッフを含む体制で、20分のショーをお届けしました。

◆イリュージョンから全員参加型へ、緩急をつけた20分の構成

ショーは、次のような流れで構成しました。

  • 椅子からの瞬間出現イリュージョン
  • 人体消失イリュージョン
  • 人体浮遊イリュージョン
  • スクリーンを使った全員参加マジック
  • キービジュアルの出現から、ライブ本編へ

冒頭で大型のイリュージョンを続けて見せ、会場の視線を一気にステージへ集めたあと、観客全員が参加できるマジックで一体感をつくる。そして最後に、ライブ本編へ自然につなげる構成です。

20分のうち多くの時間をトークを交えながら進行し、ライブハウスならではの距離感で観客とやり取りしながらショーを展開しました。

◆大型スクリーンを活かした全員参加マジック

会場の大型スクリーンを活かし、画像を投影して客席の全員が同時に参加できるマジックを行いました。

数字が書かれた9つのマスから、観客一人ひとりが自由にマスを選び、自分の名前の文字数分だけ移動するなど、それぞれが自由に動いていきます。ところが最後には、客席の全員が同じ数字にたどり着いている、という演目です。

スマートフォンを使わない参加型演出

今回のライブは会場内での撮影が禁止されていたため、スマートフォンを使う参加型マジックではなく、スクリーンと観客自身の選択だけで成立する演目を選びました。

会場のルールや環境に合わせて演目を組み替えられることも、ライブやコンサートへの出演では重要なポイントです。

◆マジックの光がスクリーンへ、ライブ本編につなぐ演出

ショーの最後には、ライブのキービジュアルを出現させ、ステージ上で生まれた光がそのままスクリーンの映像へ入っていく演出で、ライブ本編へと引き継ぎました。

この部分は、主催者側のVJチームが制作した映像と、ステージ上のマジシャンの動きを連動させる構成です。光の起点となる立ち位置やタイミングを事前にすり合わせることで、マジックの現象と映像演出が一続きに見えるように設計しました。

オープニングアクトが単独で完結するのではなく、アーティストの世界観へ観客を導く「入口」として機能することを目指した演出です。

◆ライブハウスで実施するための事前準備

ライブハウスは、ホテル宴会場や一般的なホールとは、舞台の広さ、袖の使い方、音響・照明の進め方が異なります。今回も、主催者・舞台監督・PAと次のような準備を進めました。

  • 搬入口・控室・舞台・舞台袖の事前確認
  • 楽器隊のステージ配置を踏まえた、出はけと道具の置き場所の調整
  • 音源とキューシートの事前共有、当日リハーサルでの音出し・きっかけ確認
  • イリュージョン中も両手が使えるヘッドセットマイクの手配
  • 照明担当者へのイリュージョン映像の共有

ライブの進行を妨げず、転換も含めてスムーズに本編へつなぐためには、こうした制作チームとの連携が欠かせません。

終演後には主催者から、アーティストご本人やスタッフの皆さまにも、観客の皆さまと同様に楽しんでいただけたとのお言葉をいただきました。

オープニングアクトは、単独で完結するのではなく、アーティストの世界観へ観客を導く「入口」として機能することが大切です。

◆ライブ・コンサートの演出をご検討中の方へ

音楽ライブ、コンサート、ファンイベントなどでは、本編の世界観を崩さず、観客の期待感を高めるオープニングや幕間の演出が求められます。

マジシャンYOURIの出演では、ライブハウスやホールでのイリュージョンショーから、スクリーンや映像と連動した演出、観客全員が参加できるマジックまで、イベントの目的と会場に合わせた構成をご提案いたします。

舞台監督・PA・VJチームなど、制作チームとの連携を含めたご相談も承っております。