◆企業イベントにマジシャンを呼ぶまでの基本的な流れ
マジシャンへの依頼は、大きく分けて次の6つのステップで進みます。
1.開催条件を整理する
問い合わせ前に、次の項目を整理しておくとスムーズです。
- 開催日と出演希望時間
- 会場名と所在地
- 参加人数
- 着席・立食
- イベントの目的
- 希望する演技時間
- ステージや音響設備の有無
- 予算
- 参加者の年齢層、国籍、役職
- オリジナル演出の希望
すべてが決まっていなくても相談は可能です。開催日と会場、おおよその人数さえ分かれば、そこから条件を詰めていくことができます。
2.出演を依頼するマジシャンを探す
企業イベントへの出演依頼には、主に次の方法があります。
| 依頼方法 | 向いているケース | 特徴 |
|---|---|---|
| 本人へ直接依頼 | 出演者を指名したい | 本人の演目や実績を確認しながら相談できる |
| 派遣会社へ依頼 | 複数の候補を比較したい | 条件に合う出演者を提案してもらえる |
| 制作会社へ依頼 | イベント全体をまとめて任せたい | 会場、進行、出演者を一括管理しやすい |
出演者を指名して依頼したい場合や、演出内容を直接すり合わせたい場合は、本人への直接依頼が適しています。
3.問い合わせと見積もりを依頼する
問い合わせ時には、開催条件に加えて、次のような費用項目についても確認しておくと、後から認識のずれが生じにくくなります。
- 出演料
- 交通費、宿泊費
- 機材費
- アシスタント費
- リハーサル費
- オリジナル演出費
- 税込・税別
- キャンセル条件
見積もりを受け取ったら、出演料だけでなく、これらの費用がどこまで含まれているかをあわせて確認しましょう。マジシャンの出演料金については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
4.演出内容と進行を決める
問い合わせ後は、主催者側の目的とマジシャン側の提案をすり合わせていきます。
- 会場全体を一体化させたい
- 参加者同士の会話を生みたい
- 周年らしい特別演出を入れたい
- 商品やブランドを印象づけたい
- VIPゲストをもてなしたい
こうした目的を伝えることで、演出の方向性を早い段階でそろえることができます。
5.会場と設備を確認する
本番に向けて、会場側では次のような点を確認しておきます。
- ステージの広さと高さ
- 観客からの見え方
- 音響設備
- ワイヤレスマイク
- 照明
- 控室
- 搬入口
- 搬入・設営時間
- リハーサル時間
- 電源
- 天井高
6.当日のリハーサルと本番
当日は、一般的に次のような流れで進行します。
- 会場入り
- 会場・機材確認
- 音響チェック
- 司会者との進行確認
- 必要に応じてリハーサル
- 本番
- 撤収
◆企業イベントに合うマジックの形式を選ぶ
ステージマジック
参加者全員へ同時に見せたい場合や、50名以上の宴会・パーティー、表彰式や周年行事の余興に向いています。会場全体に一体感をつくりやすい形式です。
一方で、観客からの見やすさや、音響・照明の確認が重要になります。会場の後方から見える演目構成にできるかも事前に確認しましょう。
テーブルマジック
立食パーティーや食事中・歓談中の時間、少人数のVIPイベントなど、参加者同士の交流を促したい場合に向いています。
参加人数とテーブル数によって必要な時間が変わるため、全員へ均等に見せられるかを事前に確認する必要があります。食事や配膳の進行と重ならないよう調整することも大切です。百貨店の外商向けVIPイベントでは、少人数の顧客向けにテーブルマジックを実施した事例もあります。
イリュージョン
周年記念イベント、ブランドイベント、大規模な企業パーティーなど、視覚的なインパクトを重視する催しに向いています。
広いステージや搬入経路が必要になるほか、アシスタントや大型機材が必要になる場合もあり、通常のステージマジックより準備条件が増える点に注意が必要です。
複数形式を組み合わせる方法
受付・歓談中にテーブルマジック、イベント中盤にステージショー、VIPテーブルのみ個別演出、ステージショー後に写真撮影や交流の時間を設けるなど、複数の形式を組み合わせる方法もあります。長時間のパーティーでは、歓談とメインの演出を両立させやすい方法です。
| 演出形式 | 向いているイベント | 主な特徴 | 主な確認事項 |
|---|---|---|---|
| テーブルマジック | 会食、立食、VIPイベント | 近い距離で体験できる | テーブル数、巡回時間 |
| ステージマジック | 懇親会、表彰式、周年行事 | 全員が同時に楽しめる | ステージ、音響、視認性 |
| イリュージョン | 大型イベント、ブランドイベント | 視覚的なインパクトが大きい | 搬入、天井高、ステージ面積 |
| 組み合わせ | 長時間のパーティー | 歓談とメイン演出の両方に対応 | 全体進行、出演時間 |
◆参加人数と会場形式から演出を決める
演出形式を選ぶ際は、参加人数だけでなく、会場のレイアウトやイベントの目的もあわせて確認します。
| イベントの条件 | 適した演出候補 | 主な目的 | 確認事項 |
|---|---|---|---|
| 少人数の着席会食 | テーブルマジック、サロン形式 | ゲストとの距離感を重視 | テーブル配置、参加者の年齢層 |
| 立食パーティー | テーブルホッピング | 会話のきっかけづくり | 会場の混雑、配膳時間 |
| 50〜100名程度 | 参加型ステージマジック | 会場の一体感をつくる | ステージ、音響、見やすさ |
| 100〜200名以上 | 大人数向けステージショー | 全員が同時に楽しむ | 映像投影、照明、後方席からの視認性 |
| 周年・ブランドイベント | オリジナル演出、イリュージョン | 企業や商品の印象を残す | 制作期間、ロゴや商品の使用許可 |
| VIP顧客イベント | 少人数向けテーブルマジック | 上質なもてなし | ゲスト情報、進行上の配慮 |
例えば、横浜のホテルで開催された100名規模の周年パーティーでは参加型ステージマジックが、大阪の周年パーティーでは企業イベント向けの演出が実施されています。
人数は絶対的な基準ではなく、会場レイアウトやイベントの目的によって適した演出は変わります。
◆マジシャンの出演料金は何によって変わるのか
出演料金は、次のような条件によって変わります。
演目形式と出演時間
テーブルマジック、ステージマジック、イリュージョン、複数回公演、組み合わせ演出など、演目形式や出演時間によって必要な準備が変わります。
会場規模と必要な機材
ステージ、音響、照明、大型機材、映像設備などが、料金や準備内容に影響します。
開催地域と拘束時間
遠方の場合は交通費や宿泊費が発生することがあります。早朝入り、長時間待機、複数回公演なども確認が必要です。
アシスタントやオリジナル演出
企業名、商品、ロゴ、イベントテーマを使う演出は、通常のショーとは別に準備や制作期間が必要になる場合があります。
出演者の経験と実績
企業イベントでは、技術だけでなく、進行への対応力、観客とのコミュニケーション、会場トラブルへの判断力も選定条件になります。
料金の相場や内訳について詳しくは、プロマジシャンの依頼料金はいくら?出演料の相場と費用が変わる条件で解説しています。
開催条件に合わせたご相談
開催日、会場、参加人数が分かれば、イベントに適したマジックの形式と必要な準備をご案内できます。演技時間や演出内容が決まっていない段階でもご相談いただけます。
企業イベントへの出演を相談する◆企業イベントを成功させる7つのポイント
イベントの目的を最初に共有する
「盛り上げてほしい」だけでなく、何を実現したいかを伝えます。部署間の交流を促したい、長時間の式典にメリハリをつけたい、周年らしい印象を残したい、VIP顧客をもてなしたい、商品やブランドを覚えてもらいたいなど、目的によって適した演出は変わります。
人数だけでなく会場レイアウトを共有する
同じ100名でも、着席・立食、縦長・横長、ステージの高さなどによって適した演出が変わります。
食事や歓談の進行と重ねすぎない
注目を集めるステージショーを、配膳や歓談と同時に始めると、観客が集中しにくくなります。
観客からの見え方を確認する
ステージの高さ、柱、スクリーン、後方席からの距離などを事前に確認します。
司会者と登場方法を打ち合わせる
紹介文、登場タイミング、終了後の進行を決めておくと、本番がスムーズになります。
会場担当者を早めに交える
音響、照明、搬入、控室、火気や動物の制限など、会場側の規則を事前に確認します。
安さだけで出演者を決めない
企業イベントの経験、対応可能な人数、演出形式、事前打ち合わせの内容まで比較する必要があります。
◆マジシャンへ依頼する前に確認したいチェックリスト
問い合わせ前に、次の項目をチェックしておくと、そのまま社内共有にも使えます。
- 開催日と時間は決まっているか
- 会場は決まっているか
- 参加予定人数は何名か
- 着席か立食か
- イベントの目的は何か
- 希望する演技時間は何分か
- ステージはあるか
- マイクや音響設備は使えるか
- 控室を用意できるか
- 搬入・リハーサル時間を確保できるか
- 予算の上限または目安はあるか
- オリジナル演出を希望するか
- 写真・動画撮影を予定しているか
- 外国人ゲストやVIPへの対応が必要か
◆プロマジシャンを選ぶときの判断基準
希望するイベント形式の出演経験があるか
テレビ出演歴や受賞歴だけでなく、企業パーティー、表彰式、周年行事など、目的に近い現場経験を確認します。
人数と会場に合う演目を提案できるか
手持ちの演目を一方的に提示するのではなく、イベント条件から構成を提案できることが重要です。
事前準備の説明が具体的か
音響、ステージ、控室、搬入、リハーサルなどの条件が明確かを確認します。
企業イベントに合う進行ができるか
観客参加型の演出では、参加者への配慮や時間管理、司会者との連携も必要です。
見積もりの範囲が明確か
出演料だけでなく、交通費、機材費、アシスタント費などが明記されているかを確認します。
◆YOURIが企業イベントで対応できる演出
大人数の企業イベントでは、マジックの技術だけでなく、後方席からの見やすさや観客参加の進め方も重要です。YOURIのプロフィールと出演実績にあるとおり、少人数のテーブルマジックから100〜200名以上の参加型ステージショーまで、会場規模に合わせて構成できます。
テレビキー局を中心とした50回以上の出演、海外20カ国以上での活動、マジックキャッスルへの出演といった経歴は、企業担当者が安心して依頼できる根拠のひとつです。
また、企業名、商品、ブランド、イベントテーマを取り入れたオリジナル演出、周年イベント、懇親会、表彰式、VIPパーティーへの対応、海外での活動経験を生かした外国人ゲストへの対応など、会場や進行に合わせた構成をご提案します。
これまでの企業イベントの出演実績もあわせてご覧いただけます。
◆問い合わせから本番までの流れ
- 問い合わせ
- 開催条件の確認
- 演出形式の提案
- 見積もり
- 正式決定
- 会場・進行の打ち合わせ
- 必要に応じてオリジナル演出の制作
- 当日の会場確認とリハーサル
- 本番
◆よくある質問
企業イベントへマジシャンを呼ぶ場合、いつまでに依頼すればよいですか?
繁忙期やオリジナル演出の希望内容によって適した時期が異なります。演出内容が決まっていない段階でも構いませんので、開催日が決まり次第、早めにご相談ください。
演目が決まっていなくても問い合わせできますか?
問い合わせできます。開催の目的、参加人数、会場形式が分かれば、条件に適した演出形式をこちらからご提案できます。
ステージがない会場でもマジックを依頼できますか?
テーブルマジックや、会場前方の限られたスペースを使う形式など、会場条件に応じた選択肢があります。会場のレイアウトが分かる写真や図面があると、より具体的にご提案できます。
100名以上のイベントにも対応できますか?
対応できます。YOURIは、100〜200名以上が参加する企業パーティーや周年行事でも、参加型のステージショーで対応してきました。
マジックショーにはどのような設備が必要ですか?
音響、マイク、照明、ステージ、控室などは、演出の形式や会場規模によって必要な内容が異なります。会場の設備状況を伺ったうえで、必要な準備をご案内します。
企業名や商品を使った演出はできますか?
対応できます。企業名、商品、ブランド、イベントテーマを取り入れたオリジナル演出には、通常のショーより準備や制作の期間が必要になる場合があります。使用したい商品やメッセージを問い合わせ時にお伝えください。
外国人ゲストが参加するイベントにも対応できますか?
YOURIは海外20カ国以上でショーを行ってきた経験があります。具体的な対応範囲はイベント内容によって異なるため、参加者の国籍や言語について事前にお知らせください。
写真や動画を撮影してもよいですか?
撮影の可否や、SNS・社内資料などへの利用範囲は、演出内容によって異なります。撮影を予定している場合は、事前にご相談ください。
出演料金には何が含まれますか?
出演料のほか、交通費、宿泊費、機材費、アシスタント費などが別途必要になる場合があります。見積もりの際に、どこまでの費用が含まれているかをご確認ください。
◆まとめ|条件が決まり切っていなくても早めに相談する
企業イベントにマジシャンを呼ぶ際は、次の点を押さえておくと、依頼から本番までがスムーズに進みます。
- 開催日、会場、人数、目的を整理する
- 会場と人数に合う演出を選ぶ
- 設備と進行を事前に確認する
- 企業イベント経験のあるマジシャンへ相談する
- 内容が未確定でも、早めに問い合わせる
演出内容や予算がまだ固まっていない段階でも、開催日と会場、おおよその人数が分かれば相談を始められます。
演目を事前に細かく決める必要はありません。イベントの目的、人数、会場形式が分かれば、マジシャン側から適したショー形式を提案できます。