プロマジシャンの出演料相場

複数のマジシャンや派遣サービスが公開している料金を見ると、一般的な目安は次のようになります。

マジックの形式公開料金例から見た目安向いているイベント
テーブルマジック3万〜11万円前後少人数の会食、懇親会、VIP対応
ステージマジック5万〜20万円前後企業パーティー、周年行事、表彰式
イリュージョン10万円台〜100万円程度まで大規模イベント、劇場、ブランドイベント

公開されている料金例には、テーブルマジック3万〜11万円、ステージマジック5万〜20万円、イリュージョン10万〜100万円という目安があります。別の現役マジシャンによる公開例では、テーブルマジック3万〜8万円、ステージマジック8万〜20万円、イリュージョン15万〜30万円とされています。

一方、個人のプロマジシャンが公開している料金では、テーブルマジック6万円から、ステージマジック15万円から、イリュージョン30万円からという例もあります。依頼先の経験、演目、対応範囲によって料金設定は異なります。

これらは統一された業界価格ではなく、各事業者が公開している参考料金です。また、上記はYOURI本人の出演料金ではありません。YOURIの出演条件は、イベント内容を確認したうえで個別に案内しています。

テーブルマジックの料金

テーブルマジックは、参加者の近くでカード、コイン、小物などを使ったマジックを披露する形式です。

少人数の会食で全員にまとめて見せる場合と、懇親会で複数のテーブルを順番に回る場合があります。ステージを設置しなくても実施しやすく、大型機材も比較的少ないため、ステージショーより費用を抑えやすい傾向があります。

ただし、テーブル数が多い場合は注意が必要です。

例えば、1テーブルあたり5分の演技でも、10卓を回れば演技だけで約50分かかります。移動時間やテーブルごとの状況も考慮すると、ステージショーより拘束時間が長くなるケースがあります。

テーブルマジックの料金を確認するときは、次の条件を伝えましょう。

  • 参加人数
  • テーブル数
  • 着席または立食
  • 1組ずつ見る形式か、各卓を巡回する形式か
  • 歓談中に実施するか
  • 実施できる時間

VIP顧客向けの会食やブランドイベントでは、人数が少なくても、至近距離での演技品質や接客対応、英語対応、ブランドイメージに合わせた構成が求められることがあります。YOURIが百貨店の外商向けイベントでVIP顧客向けのテーブルマジックに出演した事例もあります。

テーブルマジックの詳しい対応内容は至近距離で披露するテーブルマジックのプランページもご覧ください。

ステージマジックの料金

ステージマジックは、参加者全員が同時に鑑賞する形式です。

企業パーティー、周年記念イベント、表彰式、忘年会など、50名以上のイベントで選ばれることが多く、100〜200名以上の会場にも対応できます。上野精養軒で開催された150名規模の企業パーティーでのステージショーの出演事例もご参照ください。

テーブルマジックより大きな道具を使用でき、観客参加型の演目も取り入れやすいため、会場全体に一体感を作りやすいことが特徴です。

一方で、会場規模に応じた準備が必要になります。

  • ワイヤレスマイク
  • 音源を再生する設備
  • ステージまたは演技スペース
  • 会場全体から見える照明
  • 出演者が待機する控室
  • 道具を安全に搬入できる経路

会場側の設備を使用できる場合と、出演者側で音響機材などを用意する場合では、費用の内訳が変わります。

また、同じ30分のステージショーでも、50名の会議室と200名のホテル宴会場では、適した道具の大きさや見せ方が異なります。参加人数だけでなく、会場の奥行きや天井高、ステージの高さも確認が必要です。

企業イベント向けステージマジックの対応内容もあわせてご確認ください。

イリュージョンの料金

イリュージョンは、人が消える、入れ替わる、空中に浮かぶなど、大型の道具を使用するマジックです。

大人数のイベントでも視覚的に伝わりやすく、周年行事、劇場公演、ブランドイベントなど、華やかさやスケール感が求められる場面に向いています。

通常のステージマジックより料金が高くなりやすい理由は、出演時間以外の工程が増えるためです。

  • 大型道具の運搬
  • 搬入と設置
  • アシスタントの手配
  • 音響や照明との連携
  • 本番前のリハーサル
  • 安全確認
  • 終演後の撤収

公開料金例でも、イリュージョンはテーブルマジックや通常のステージマジックより高い価格帯が設定されています。出演者によっては30万円からとする例がある一方、構成によっては100万円程度までの目安が示されています。

イリュージョンを検討する場合は、ステージの間口、奥行き、天井高、搬入口、エレベーターの大きさなどを早い段階で確認しましょう。大型会場向けのイリュージョンについても、ご相談の際にあわせてご案内しています。

プロマジシャンの依頼料金を左右する11の条件

1.マジックの形式

テーブルマジック、ステージマジック、イリュージョンでは、必要な道具、スタッフ、準備時間が異なります。

一般には、大型道具やアシスタントを必要とする構成ほど費用が高くなります。ただし、テーブルマジックでも多数のテーブルを長時間巡回する場合は、拘束時間が増えるため、単純に安いとは限りません。

2.出演時間とステージ数

出演時間は料金を決める条件の一つです。

15分、20分、30分、45分、60分など、希望する時間によって演目数や構成が変わります。1日に複数回のステージを依頼する場合も、回数や待機時間を含めて見積もられます。

ただし、30分を15分にすれば料金も半額になるとは限りません。

出演時間が短くても、会場への移動、搬入、準備、リハーサル、撤収は必要です。出演料は、本番の演技時間だけに対して支払うものではありません。

3.参加人数

参加人数によって、適した見せ方が変わります。

少人数であればテーブルマジックが適していますが、100名以上の会場では、全員が同時に見られるステージマジックが候補になります。

人数が増えたから自動的に料金が上がるのではなく、全員が楽しめる構成にするために、道具、音響、照明、アシスタントなどが追加されることが費用へ影響します。

4.会場の広さとレイアウト

同じ参加人数でも、着席と立食では条件が異なります。

着席形式では参加者の視線をステージへ集めやすい一方、立食パーティーでは歓談が続いていることが多いため、開始時の案内や音響の使い方が重要です。

次のような会場情報を事前に伝えると、適した演出を判断しやすくなります。

  • 会場の広さ
  • 天井高
  • ステージの有無
  • ステージサイズ
  • 客席からステージまでの距離
  • 着席または立食
  • 柱やスクリーンによる死角
  • 搬入口から会場までの経路

会場図面や会場写真がある場合は、問い合わせ時に共有すると確認がスムーズです。

5.音響・照明・映像設備

企業イベントのステージショーでは、音響設備が演出の見え方を左右します。

マジシャンが話しながら進行する場合は、両手を自由に使えるヘッドセットマイクやピンマイクが適しています。音楽に合わせた演目では、音源を決められたタイミングで再生する担当者も必要です。

後方から細かい動きが見えにくい会場では、カメラ映像をスクリーンに映す方法もあります。ただし、撮影位置や映像の遅延によって演出へ影響する可能性があるため、事前確認が欠かせません。

6.開催場所と移動距離

出演料とは別に、交通費や宿泊費が発生する場合があります。

大型道具を使用する場合は、出演者本人の交通費だけでなく、車両費、運搬費、駐車料金なども確認が必要です。

公開料金でも、交通費を別途としているサービスがあります。

遠方での早朝出演や夜遅い終了時間では、前泊または後泊が必要になる可能性があります。

7.アシスタントの人数

イリュージョンや一部の大型ステージ演出では、アシスタントが必要です。

表舞台に出演するアシスタントだけでなく、道具の搬入、転換、音響操作などを担当するスタッフが必要になる場合もあります。

出演者が増えると、人件費に加えて交通費や宿泊費も変わります。

8.リハーサルと拘束時間

企業イベントでは、本番前に司会者、音響担当者、照明担当者との確認を行います。

ショーの開始時刻が短くても、式典全体の進行上、数時間前の会場入りが必要になることがあります。また、表彰式や挨拶の進行によって出演時刻が前後する場合は、待機時間も発生します。

見積もりを比較するときは、本番時間だけでなく、会場入りから撤収までの拘束条件を確認しましょう。

9.企業名や商品を使ったオリジナル演出

企業名、ロゴ、商品、サービス、イベントテーマを取り入れたマジックは、企業イベントならではの演出です。

例えば、商品が予想外の場所から現れる、参加者が選んだ言葉と企業メッセージが一致するなど、イベントの目的に合わせた構成が考えられます。京都のホテルで開催された外車ブランドのVIPイベントでは、ブランド顧客向けのオリジナルマジックショーにYOURIが出演した事例があります。

既存の演目をそのまま披露する場合と異なり、オリジナル演出には次の工程が必要です。

  • 演出内容の企画
  • 道具や映像の制作
  • 商品を使用したテスト
  • 台本の調整
  • リハーサル
  • 主催者による内容確認

制作内容によっては、通常の出演料とは別に費用が発生します。企業やブランドに合わせたオリジナルマジックについても、あわせてご相談いただけます。

10.開催時期と日程

忘年会や新年会が集中する時期、土曜日、祝日などは、出演依頼が重なりやすくなります。

必ず繁忙期料金が設定されるわけではありませんが、希望する出演者や演出内容が決まっている場合は、早めに相談するほうが日程を確保しやすくなります。

周年行事やブランドイベントなど、日程変更が難しいイベントは、会場決定後の早い段階で出演者の空き状況を確認しましょう。

11.出演者の経験と実績

マジシャンの料金には、演技技術だけでなく、イベント全体への対応力も反映されます。

企業イベントでは、次のような対応が求められます。

  • 決められた時間内に演技を終える
  • 司会者や運営スタッフと連携する
  • 参加者の年齢や立場に合わせて話す
  • 会場の反応を見ながら進行を調整する
  • 設備トラブルや進行変更へ対応する
  • ブランドイメージを損なわない演出を行う

料金を比較するときは、受賞歴やテレビ出演歴だけでなく、自社と同じ規模や目的のイベントに対応した経験があるかを確認しましょう。

イベント条件に合わせたご相談

同じ30分の出演でも、参加人数や会場レイアウトによって適した演出は異なります。開催日、会場、参加人数が決まっていれば、イベントに合うショー形式と必要な準備をご案内できます。

イベント条件を伝えて出演を相談する

出演料以外にかかる費用

プロマジシャンへ依頼するときは、表示されている出演料だけでなく、最終的な支払総額を確認することが重要です。

費用項目確認する内容
出演料演技時間、ステージ数、演目内容
交通費出演料に含まれるか、実費か
宿泊費前泊、後泊が必要か
機材費音響、照明、大型道具の費用
運搬費車両、宅配、駐車料金
アシスタント費必要人数と担当内容
制作費オリジナル道具、映像、台本
リハーサル費回数、時間、会場
税金税込または税別
キャンセル料日程変更を含む規定

見積書を受け取ったら、「一式」という表記だけで判断せず、どこまで含まれているかを確認しましょう。

料金だけでマジシャンを選ばないほうがよい理由

会場全体から見えなければ満足度が下がる

料金が安くても、参加人数に対して演目が小さすぎると、後方の参加者から見えません。

100名以上のホテル宴会場で、手元だけを使うマジックをスクリーンなしで披露しても、一部の参加者しか楽しめない可能性があります。

出演料金だけでなく、参加者全員が見られる形式かを確認する必要があります。

表示価格に含まれる内容が異なる

ある料金には音響機材や交通費が含まれ、別の料金ではすべて別途になっていることがあります。

金額だけを横並びにするのではなく、出演時間、演目、スタッフ、機材、移動費を同じ条件にそろえて比較しましょう。

企業イベントでは進行対応も重要

企業イベントは、マジックショーだけで完結するとは限りません。

代表者挨拶、乾杯、表彰、歓談、抽選会など、複数のプログラムの中に出演時間が組み込まれます。前の進行が延びた場合や、会場がまだ歓談中の場合にも、状況を見ながら登場できる対応力が求められます。

ブランドイメージとの相性がある

VIPイベントやブランドイベントでは、派手に盛り上げることだけが正解ではありません。

衣装、話し方、音楽、参加者との距離感などが、企業や商品のイメージに合っているかを確認する必要があります。

動画や過去の出演写真を確認し、イベントの目的に近い演出ができるマジシャンを選びましょう。

イベント形式別の選び方

少人数の会食やVIPイベント

10〜30名程度の会食では、参加者の近くで見せるテーブルマジックが適しています。

特定のテーブルだけで披露するのか、全員の前でまとめて披露するのかによって必要時間が変わります。海外ゲストがいる場合は、英語での進行可否も確認しましょう。

50〜200名程度の企業パーティー

全員が同時に見られるステージマジックが候補になります。

20〜30分程度の参加型ショーを、乾杯後や歓談の中盤に入れると、参加者の視線を集めやすくなります。

会場が横長の場合や後方まで距離がある場合は、スクリーン映像の使用も検討します。

周年行事や大規模イベント

記念性や華やかさを重視する場合は、ステージマジックにイリュージョンを組み合わせる方法があります。

ただし、大型道具を使用できるかは、会場の広さだけでなく搬入経路にも左右されます。会場契約後では変更が難しいこともあるため、企画初期に確認しましょう。

見積もり依頼の前に伝える情報

正確な見積もりを受け取るためには、次の情報をまとめておくとスムーズです。

  • 開催日
  • 開催場所
  • イベントの種類
  • イベントの目的
  • 予定参加人数
  • 参加者の年齢層や属性
  • 着席または立食
  • 希望する出演時間
  • 希望するマジックの形式
  • ステージの有無と大きさ
  • 音響、照明、スクリーンの有無
  • 会場入り可能時刻
  • 希望予算
  • オリジナル演出の希望
  • 海外ゲストや英語対応の有無

すべてが決まっていなくても問題ありません。

少なくとも開催日、地域、参加人数、イベントの目的が分かれば、適した演出形式を検討しやすくなります。

プロマジシャンへの依頼から本番までの流れ

一般的な依頼の流れは次のとおりです。

  1. 開催条件を伝えて問い合わせる
  2. 日程と出演可否を確認する
  3. 演出内容と見積もりの提案を受ける
  4. 出演を正式に決定する
  5. 会場設備と当日の進行を確認する
  6. 必要に応じて演出内容を制作する
  7. 会場でリハーサルを行う
  8. 本番を実施する
  9. 撤収と精算を行う

オリジナル演出やイリュージョンを希望する場合は、通常のステージショーより準備期間が必要です。

YOURIが企業イベントで対応できる内容

プロマジシャンYOURIのプロフィールの通り、少人数でのテーブルマジックから、100〜200名以上が参加するステージショー、イリュージョンまで、イベント条件に合わせて構成できます。

テレビキー局を中心に50回以上の出演経験があり、海外20カ国以上で活動してきました。企業パーティー、周年行事、懇親会、表彰式、VIPイベントなど、法人イベントへの出演にも対応しています。詳しくはYOURIの出演実績もあわせてご覧ください。

また、企業名、商品、ブランド、イベントテーマを取り入れたオリジナル演出も相談できます。

YOURIの出演料金は、Webサイト上で一律には掲載していません。

開催日、会場、参加人数、演技時間、演目形式、必要機材、移動条件、オリジナル演出の有無などを確認したうえで、個別に案内します。

料金を公開していないのは、同じ30分の出演でも、イベントごとに必要な準備と構成が異なるためです。

まだ演出内容が決まっていない段階でも、イベントの目的や参加人数に合わせて相談できます。

よくある質問

プロマジシャンを30分呼ぶといくらかかりますか?

一般的な公開料金では、形式によって数万円から数十万円以上まで幅があります。

ただし、30分という出演時間だけでは正確な金額は決まりません。参加人数、会場、演目、機材、移動、リハーサルなどを含めて見積もりを確認してください。

出演料以外に費用はかかりますか?

交通費、宿泊費、機材費、運搬費、アシスタント費、リハーサル費などが別途必要になる場合があります。

見積書を受け取ったら、税込・税別と、それぞれの費用が出演料に含まれているかを確認しましょう。

参加人数が多いと料金も高くなりますか?

参加人数だけで自動的に料金が決まるわけではありません。

人数が増えることで、全員から見える大型の演目、音響、照明、スクリーン、アシスタントなどが必要になると、料金が変わる可能性があります。

テーブルマジックとステージマジックはどちらが安いですか?

一般には、大型機材を使用しないテーブルマジックのほうが費用を抑えやすい傾向があります。

ただし、多数のテーブルを長時間かけて回る場合は拘束時間が増えます。人数とイベントの進行に合う形式を選ぶことが重要です。

会場にステージがなくても依頼できますか?

参加人数や会場レイアウトによっては、ステージがなくても実施できます。

ただし、後方から見えにくい場合は、簡易ステージやスクリーンが必要になることがあります。会場写真や図面があると判断しやすくなります。

企業名や商品を使ったマジックは依頼できますか?

YOURIは、企業名、商品、ブランド、イベントテーマを取り入れたオリジナル演出に対応しています。

制作内容や準備期間によって条件が異なるため、使用したい商品やメッセージを問い合わせ時にお伝えください。

予算だけ決まっている段階でも相談できますか?

相談できます。

開催日、会場、参加人数、イベントの目的、予算を伝えることで、条件に合う演出形式を検討できます。

イベント条件に合う出演内容をご相談ください

プロマジシャンの依頼料金は、出演時間だけでなく、参加人数、会場、演目形式、必要機材、移動、リハーサル、オリジナル演出などによって変わります。

料金表の安さだけで判断せず、参加者全員が楽しめる構成になっているか、必要な費用が見積もりに含まれているかを確認することが大切です。

開催日、会場、参加人数が決まっていれば、イベントに適したショー形式と出演条件をご案内できます。

まだ演出内容が決まっていない場合も、イベントの目的や参加者に合わせてご相談いただけます。

料金表の安さだけで判断せず、参加者全員が楽しめる構成になっているか、必要な費用が見積もりに含まれているかを確認することが大切です。